10Gbit Etherのベンチマーク
かなり興味深いベンチマークがあったので、メモ。
http://it.anandtech.com/IT/showdoc.aspx?i=3759
結論
前提 (リンク先の1ページ目)
- 消費電力の話。初期の10GbEはポートあたり15Wもの消費電力だった。最近は2ポートのカードで6Wくらい。ちなみに1Gbitはポートあたり0.5W
- 仮想化するとVMM側でパケットの振り分け処理をするので、NW使用時のCPU負荷が高くなる。NICに仮想化対応のものを利用すると、CPUの負荷を軽減することができる。
環境 (2ページ目)
ベンチマーク(3ページ目)
ベンチマーク(4ページ目)
- Netqueue利用しないと10GbEのカードで5.4Gbps - 6Gbps程度の性能。その際のCPU使用率は25-35%。CPUのうち2-3coreをNW処理用に潰している形になる
- Netqueueを利用すると10GbEでも理論値に近い転送速度が出る。CPU負荷も15%程度まで低下する。
- 同じ10GでもSupermicro NICの方が性能が良く、Neterionの方が悪いが、これはドライバの問題だと思われる
- 10G NICは2ポートのものが$450-$550。4ポートの1G NICはその半分位の価格。
- 10Gポートを2ポート、1Gポートを24ポート備えたスイッチが、$1500-$3000くらい。